「青春くろーび」
著:いすみゆつ/絵:かじ 2015年4月刊
ジャンル:ライトノベル、青春、柔道、百合
――わたし、一生忘れない。
きっかけは背負い投げだった。
いじめっ子から助けてくれた少女の、美しい背負い投げを見た、あの日から。
海風壬舟はジュウバカと呼ばれるくらい、柔道が好きだった。
生来の病気も癒え、高校生になった彼女は、ようやく柔道が出来るようになる。だが、高校で待っていたのは、柔道部ではなく「くろーび部」!?
柔道に青春を賭ける、少女たちの汗と涙を見よ!
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【著者メッセージ】
こちら(ブログより)
【ネット上に掲載して頂いた感想】
・西海ハシルさん/ Life is Creativity ~人生は創造だ~
【はことレティが「青春くろーび」を語る】
レティ「わたしも柔道、やってみたくなっちゃった。はこちん、ちょっと背負い投げをさせて!」
はこ 「危ないからっ! レティ、運動得意だからって初心者がいきなり投げちゃダメ!」
レティ「ちぇー。壬舟ちゃんは投げたり投げられたりしてたじゃん。だったらわたしだって!」
はこ 「レティがよくても私は運動音痴だから! 骨折とかしちゃう!」
レティ「はこちんってば、つきあい悪いよー。『青春くろーび』の女の子たちは触れ合いまくりの仲良しばっかりなのに」
はこ 「柔道だから触れ合ってるの! って、どさくさに紛れてつかみかかって来ないで!?」
レティ「ちっ……。でもはこちんさー、私が触れたらびくぅって感じに身を引くよね。まるで『青春くろーび』の巴ちゃんみたい」
はこ 「そ、そりゃあ、びっくりするもん」
レティ「それだけ? ……実はちょっと、傷つくんだよね。ぐすん」
はこ 「わわっ、レティ!? 違うの、嫌とかじゃないんだけど、えっと……ね?」
レティ「(にやり)はこちん、その上目遣いからは甘酸っぱい青春の味がするよ!」
はこ 「レティ……って、だから抱きつくのやめてー!?」
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